水害のあった岡山にボランティアに行きました

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どうも、ケンボーです。

3連休の1日を使いまして、水害のあった岡山にボランティアとして片付けのお手伝いをしに行きました。

僕は倉敷市などの役所が募集している窓口からボランティアとして入ったわけではなく、スケーターのツテから手伝いを募集しているお宅に行った感じになります。

準備したものとかも書くので、これから岡山にボランティアに行こうと思う人には参考になるのではないでしょうか。

写真は全然撮ってませんが、ニュースで見るのと変わんないですね。

総社へお手伝いに

全国ニュースでは「岡山県倉敷」とよく書かれていて、美観地区がある倉敷駅周辺が被害にあったイメージが付いていますが、具体的には「真備(まび)」という高梁川に近い倉敷市から北の地域が大きな被害に合っています

もちろん倉敷市各所、岡山市内でも水の被害はあるんですけど、ニュースに出てくる地域はほぼ真備から西側と北の総社という地域です。

僕は総社という地域に行くことになりました。

総社も川沿いに町が出来ているので、大雨と川が氾濫したときに被害にあっています。

真備と倉敷の位置関係はこんな感じです↓

赤のマーカーがついてるとこが、真備です。

倉敷駅からかなり遠いことがわかりますよね。

ちなみに美観地区の被害はほぼ無いそうですけど、観光客が減っているみたいです。

準備したもの

準備するものは事前に色々聞いていたので困ることはありませんでした。

というかほぼ仕事で使うものをそのまま持っていった感じですね。

正直、どういう場所でどんなことをするか分からないのでこれくらいは最低でも準備しておきましょう。

あとは、冷えピタ(首とかモモに張る)とか事前に水分を用意しておきましょう。

手袋・・・軍手ではなく軽作業用のゴム手袋

軍手は泥が付くとすぐダメになりますし、水が染み込みます

こういうタイプなら泥がついてもちょっと洗えば使えますよ


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長袖、長ズボン

皮膚を出した状態だと怪我をしやすいです。
カビなどで空気も悪いので破傷風対策にもなります。

スポーツ用のインナーでもいいですね。

とりあえず皮膚を出さないようにしておきましょう。


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ゴム長靴

スニーカーは論外。

普通の雨天用ではなく、つま先に鉄板の入った安全靴仕様が良いです。

安全靴仕様だとつま先だけではなく、靴底も硬い素材が使われているので
釘などの踏み抜き(貫通)防止にもなります。


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防塵マスク

普通のマスクだと頼りない感じがあります。

もし、普通のマスクを用意するならなるべく分厚くフィット感のあるもの。

汗でびちゃびちゃになるので替えを用意してください。

防塵マスクのほうがノドがやられません。

あとゴーグルも必要です。
目がゴロゴロします。

3M/Vフレックス 防じんマスク レギュラーサイズ 20枚入り/9105J DS2

倉敷~総社へ

僕は倉敷から入って、総社を目指しました。

大雨から1週間経っていたので180号線は通れましたし、交通規制はありませんでした。

しかし、山のほうに繋がる小道は通行止めになっているところが多かったです。

総社のほうは真備みたいに歩道にゴミが山済みっていう感じにはなっていませんでしたが土手の広場に土嚢袋をまとめていましたね。

道中、泥だらけの車がレッカー車で引きづられているのを何度か見ました。

逆に真備周辺は交通規制やゴミが道路沿いに置いてあるとかでまだまだ交通の便は悪いそうなので、例え知り合いの手伝いだとしてもあまり自家用車では行かない方が良いと思います。

作業

僕が行ったのはスケーターの親戚の家。

昔ながらの土壁(つちかべ)で出来た家で、水は一階の天井付近まで達していたそうです。

僕が来た時点では家具類と床を取っ払っていて、ほぼ柱しかない状態でした。

土壁なので木材ではなく、ワラと瓦礫が混ざった土をひたすら土嚢袋に入れたり、高圧洗浄器で洗い流したりしました。

これが玄関で休憩中の写真です

正直その家の人もどこまで解体すれば良いのか分かりきっていない状況でした

そりゃそうですよね

ボランティアの人も3、4人来ていましたがこの家に来たのは女性のみだったのであまり力仕事は任せていませんでした。

やっぱり力仕事が多いので男性のほうがいいみたい。

あと週末に来る人はめっちゃいるけど、平日に来てくれる人が少ないと言っていました。
まー確かにそうですよね

あとこれ↓

電柱って不用意に人が上らないようにステップが高めに付いていると思うんですけど、たぶん地面から3mくらいは上に付いているんじゃないでしょうか?

そのステップにワラのゴザみたいなのが巻きついています

っていうことはこの高さまで水が来てたってことです。

感想

作業としては3,4時間ほど。

正直、それほど助けになったかと言われればどうなのかなって感じでした。

やっぱり継続的に行かなければと、またタイミングがあれば行く予定にしています。

岡山は晴れの国と言われるほど日常的に雨が降らない地域
(だからこそ、大きな災害になったとも言われていますよね)

そして町の多くが盆地になっていて熱が集まりやすく風が通らないです

これからの時期は日頃から3K寄りの工場や建築現場で働いている人じゃないと、

かなりキツイのではないかと思いました。

最低、炎天下でも運動をする習慣がある人では無いと倒れます。

マジで

2次災害というやつですよね。

服装は長袖長ズボンは基本

長靴も安全靴仕様の鉄板が入ってるタイプ

そして悪臭や粉塵など結構すごいので防塵マスクやゴーグルなどは必須です。

実際にボランティアに行った人で

次の日に喉の不調や目がゴロゴロするといった症状が出た人がいました

どんなところでお手伝いをするかはわからないので、

装備に関しては念には念を入れておきましょう。

今回はこれでおしまいです。

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