どうもケンボーです。
今回もグロム(JC61)のカスタム
リアのローダウンに引き続きフロントフォークのローダウンを行います。
USDM的なカスタムでは定番メニューなんですけど、日本語で解説している動画やサイトがまったく見当たらないのでやりながら紹介してみようと思います。
参考程度に。
Chimeraのローダウンキットを使います
Steady Garageさんから出ているパーツブランド「Chimera(キメラ)」のローダウンキットを使います。
Composimoからも同じキットが出ているんですけど違いが分からないんで値段が安いこっちを選びました。(SCR WORKSさんから購入)
部品ごとにパックされています。
とりあえずパックされているパーツを出して組み込む順に並べるとこんな感じですね。
写真右側から順番に組みます。
注意点:ハンドルが付かん
このキットを付けるとトップブリッジからアルミチューブ(黒い筒)が突き出るので純正のハンドルクランプの位置ではほとんどのハンドルが付けられません。
chimeraとcomposimoからローダウンキットを付けた時用のハンドルが出ているんでお金があって、アレコレ考えずにやりたい人はそれを買うのがベストです。
自分のようにお金が無い人はハンドル位置をオフセットまたは40mm上げるハンドルライザーにセパハン風ハンドルキットが無難かも。
だいたいトップブリッジから62か63mmくらい出てきますね。
これでも一応鍵は差し込めます。
取り付け開始
↓の動画を参考にしました。
英語で何言ってるかわからんけど、参考にはなります。
準備するもの
- 36のボルトが回せるスパナ、メガネ、モンキー
- がっちり掴めるプライヤー
- 六角レンチ
とりあえず36サイズのトップボルトを外せるスパナかメガネかモンキーを用意してください。意外と使わないサイズなんで持ってないことが多いです。
まずフォークを締め付けている六角を緩めてたあと、トップボルトを緩めます。
左右のトップボルトを軽く緩めたあと、ジャッキを使ってフロント側を浮かせるようにセットします。エンジン下を支えるようにするとフォークの調整がやりやすいです。
両方回してフォークから外れたら、フォークロッドが出てくるようにジャッキを下げていきます。
ジャッキで支えてあげましょう。
トップボルトの真ん中の六角ボルト(シールボルト)はクッソ硬いので注意してください。フォークロッドをプライヤーでガッチリ掴まないと供回りします。サービスマニュアルにも同様の記載があってその通りにやるんですけど、ロッドが絶対傷つきます。
ちなみに後期型は改善されているようです。
外すとこんな感じでパーツが出てきます。これはそのまま使うのでブッシュとワッシャーは捨てないでください。
フォークの中のばねにアルミカラー、キットのバネ(赤)と順番にパーツを組んでいきます。
ジャッキを下げながらロッドの突き出しを調整しましょう。
アルミチューブ(黒い筒)を組むのを忘れないでくださいね。
チューブの内径とバネの径が結構ギリギリなのでバネの向きによって上手く入らないことがあります。ちょっとチューブの内側をやすりで削るのもありです。
この状態でジャッキを上げるとフォークが伸びてちょっとずつアルミチューブに収まっていきます。
トップボルトをアルミチューブに取り付けて完成です。
かなり下がりましたね。
取り付け前と比べてもやっぱり下がっています。
↓これくらい下がります。
レビュー
スタンドを短く切っていたんですけど(↓の長さ)もっと切らないと傾きが垂直寄りになっちゃいます。
乗り心地としては、ちょっとフォークが硬くなったような感じがしますね。
乗りにくいことはありませんでしたが、サイドスタンドが当たりそうな感じがするのが怖いですね。
USDMカスタムやLoweredなスタイルが好きな人はぜひ取り付けてみましょう。