今回の記事ではマイクロフォーサーズという規格のデジカメで スケートボードの動画撮影をするときに適した魚眼レンズを考えてみようと思います。
マイクロフォーサーズ機の中では現在、Lumix G8を使っています。Lumixのカメラはコンパクトな作りですが、動画撮影に特化している機種が多いので愛用しています。
レンズの話はスペック的な話が難しく感じるので逆に主観だけで書いていきます。
目次
Panasonic純正魚眼(8mm)
マイクロフォーサーズで魚眼を買うとしたら最初の候補に挙がるのはLumix純正の魚眼レンズ。純正品なら問題ないだろうって感じですけど思ったほど寄れないですね。結構なお値段するのにちょっと残念なレンズです。広角気味というか。
pretty sweetていうビデオではこのレンズとLumix gh2の組み合わせが使われています。
魚眼レンズって画質が下がるレンズが多いんですがこれは 純正ということでかなり綺麗な映りになりますね。 写真とかは相性いいと思います。
samyang 魚眼(7.5mm)
Panasonic純正魚眼レンズより目玉が小さのに焦点距離が7.5mm つまり、スペックではPana純正より寄れるレンズです。
中華製ですけど個人的にはこちらをおすすめします。 値段も2万くらい、マニュアルフォーカスのみですが魚眼レンズなら問題なしです。 使用感的にもPanaより広めに捉えることができます。最初に買うならコレですね。
Meike 3.5mm f2.8
こちらも中華製品。レンズの作りが面白いですね。
今回紹介するレンズの中で1番焦点距離が小さいので数字だけでいうと1番寄れるレンズになります。
寄れるレンズ=焦点距離の短いもの、ということで探していくと円周魚眼といって、長い筒を覗いているような絵作りになるレンズが多います。これもその1つですね。
面白いんですけど、こういうレンズは画質が割と落ちてしまうタイプが多くこれもその1つです。
デフォルトは円周ですが、カメラの設定で4:3に画角にするといい感じになります。
同じくMeikeの6.5mmの魚眼がありますがこちらの方がおすすめですね。
番外編(ほかのセンサーサイズの魚眼レンズをつかう)
これだけ推しているマイクロフォーサーズ規格のカメラですけど、 ほかのセンサーサイズと比べて画角(映る範囲)は狭い方なんですね。
これで見るとAPS-Cってやつの方が広く映るやん!ってなります。
(カメラのキタムラHPより)
さらにマイクロフォーサーズで使える魚眼レンズもそこまで広くいい感じに映るレンズが少ないです。
しかし、海外フィルマーでもLumixのカメラを愛用されている人は多いです。
そういう人たちはどういうセッティングなのかというとマイクロフォーサーズカメラにAPS-Cの 魚眼レンズを付けているんです。
スピードブースターという特殊なマウントアダプターを使う事で違うセンサーサイズのレンズで撮影することが出来ます。(マウントアダプターの中にスピードブースターという種類があります)
アダプターの中に広角レンズが入っているので引き延ばしてくれる感じですね。
APS-CのレンズをLumixなどのマイクロフォーサーズで使うなら「Canon EF レンズ」で検索しましょう。
Samyangの魚眼レンズ
samyangから出ている魚眼レンズ
このタイプのレンズはOEMなので、違うメーカー名だけど見た目が一緒なものが多く出回っています。
opteka,samyang,rokinonなどのブランドから出ています。
安いし広めに写るのでおすすめしたいのですが、夜間の撮影は光量が強くないとピントが合いにくい印象です。
Canon 8-15mm魚眼レンズ
この記事の中で一番おすすめで、値段が高いレンズです(笑
LUMIXのカメラで撮影しているフィルマーはこのレンズを使ったセッティングでやっていますね。
しっかり映るので難しい設定もあまり必要としないレンズです。写真もきれいに取れますね。
4:3の画角に設定して撮るとVX1000とMk1を組み合わせた画角に近くなるということで「VX mode」なんで呼ばれたりします。
あれこれ買って悩むならこれを最初に買って欲しいと言いたいところですが10万しちゃうので頑張ってお金をためましょう。