かっこいいを勘違いしてはいけない

スポンサーリンク

どうもケンボーです。

ここ数週間の国内スケート業界の話題と言えば「初心者スケーター問題」

オリンピックブーム(延期ですけど)、コロナウィルスによるレジャーやエンタメ関連の自粛によりスケートボードで遊ぶユーザーが増えています。

今まで人が少なかったパークにスケーターが溢れ、ローカルスポットの端っこでオーリーの練習をする若手スケーターが増えたりと古株のスケーターは逆に肩身が狭くなっている状況かと思われます。

地方に住んでいる僕ですら感じますね。

業界としては「盛り上げたい」、ローカルスケーターとしては「誰が残るんだ?」とニヤニヤしているところです。

そんなときに湘南の伝説的に有名なスポット「セガフロント」のローカルスケーターからスケボー禁止のお達しがSNS上にアップされました。

セガフロントとはChatty Chattyというクルーが生まれたスポットで、数多くの有名プロスケーターが誕生した歴史あるスポット。

「スケボー禁止」の看板は平気で守らない人種であるスケーターからスケボー禁止を呼び掛けられるなんとも皮肉な大ニュースです。

なんでも、最近増えた初心者スケーターがゴミを放置、通行人を威嚇、スケボーを飛ばしても謝罪もなしということで近隣住民から多くの苦情が来ているとのこと。

コロナウィルスが流行っていることもあり、合わせ技でスケボーはマジで自粛という流れになっているようです。

近隣住民に迷惑を掛けているからーと言いますが、ぶっちゃけセガフロントってその前から縁石にスケートブロック付けられたり花壇設置してギャップ飛ばないようにしたりされていた気もしますけどね。

セガフロントを始め各地のスケートパーク、スポットでごみ問題や素行不良すぎるスケーターのせいで閉鎖されているところが何箇所かあるようです。

もちろんコロナ対策もありますけど。

かっこいいを勘違いしてはいけない

初心者が~となんでも決めつけることは良くないのですが、ぶっちゃけローカルスポットやそこのスケートパークの常連の方はゴミは各自持って帰ります(笑

理由は簡単で何度も利用する自分たちが困るからです。

かっこいいを勘違いしたビジター(たまたま来た人、初心者)がゴミを放置したり場所を荒らして帰るのです。

確かにスケボーってアングラな雰囲気があるから不良っぽい要素はあります。

でも、そこを勘違いするとその辺のただの不良と一緒。

そもそもスケボーに乗るのがやっとな初心者が悪ぶっちゃうのが笑止千万

スケボーが出来る環境にいることに感謝してスケボーを楽しみましょう。

スケボーが出来る環境は地域住民とのパワーバランスによって保たれている

ぶっちゃけ僕たちスケーターの立場はかなり低いです。

スケートボードは法律では遊具に分類されているので車の往来が頻繁なところじゃなければ基本的に乗ってオーケーです。

しかし、「騒音」については遊具であっても苦情が出ればお巡りさんが出動する場合があります。騒音については人によってうるさいの基準が違うのでなんとも言えません。

ローカルスポット、スケートパークで滑るには地域住民たちとのパワーバランスを保つ必要があります。

スケートパークはもちろんスケボーをするための施設なのでスケボーは出来ますけど、行政(お役人)が絡んでいるので市民の声がダイレクトに来るのです。

たった数人の苦情により公共のスケートパークが閉鎖になった事例もあります。

スケボーが出来るところだからと調子に乗りすぎるとせっかく出来た良い環境を潰すことになりかねない。気を付けましょう。

ローカルスポットで滑る際は、地域の方の迷惑にならないようによく見て滑ってください。ケガさせたりすれば多額のお金を払うことだってあり得ます。

まぁ挨拶とかちゃんとして、ごみをちゃんと持って帰れば問題ないんですけど。

「ここまでするとヤバイ」というポイントを見極めるスキルを身に着けることも大事です。

ストリートの用法容量を守って楽しく滑りましょう

インターネットで、しかも匿名でこんなことをネチネチ書くのは気が引けますが全国的に起こっていることなので一応書きました。

こういう問題が起こるのはコミュニケーション不足が問題。

スケーターは怖い雰囲気を持っている人が多いように感じますが優しい人が多めです。

しっかりコミュニケーションをとって楽しくスケボーをしましょう。

スポンサーリンク
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする