地域や年代によって呼び名が違うトリック

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どうもケンボーです。

SNSの普及により、新しく聞いたトリックワードや昔はこんな呼び方だったなんてトリックワードが出てきます。

スケート歴は10年ほどなんですが、やはりそれは聞いたことないなーとかそういうワードがあったりするのでちょっとまとめてみます。

1984年にトニーホークが来日した際のバラエティ番組を見つけましたが、エアーのトリック名が今と全然違います。

やっぱりトリック名も時代と共に変わるんですかね

バリアルヒール→ギャロア

フロントポップ回転とヒール回転を同時に行うトリック「バリアルヒールフリップ」を「ギャロア」と呼んでいたそうです。

ほぼ和製トリックワードと言えるでしょう。

由来は不明ですがアラフォーに近い年代のスケーターの間では昔そう呼んでいた時期があったそうです。

ギャロアという単語からバリアルヒールがまったく連想されないためか、このワードはほぼ消滅したっぽいです。

360 kick flip→Tre Flip・サブロクまたはポッシ

キックフリップ回転と360ポップショービットを同時に行う「360 kick flip」

日本では「サブロク」派と「Tre(トレ)」派に分かれますが現在サブロク派はかなり少数派です。

自分を含めたスケート歴のそこそこあるおじさんスケーターはサブロク派が多い印象。

今の子にサブロクって言ってもほぼ通じません。

「Tre」はイタリア語で「3」という意味。

ちなみに一部の地域では「ポッシ」というみたいですが、インポッシブルと被らないのかなぁ。

キャバレリアル→フルキャブ

フェイキースタンスで360オーリーをする「キャバレリアル」を「フルキャブ」と言うそうです。

同じくフェイキースタンスで180オーリーをするハーフキャブのフル回転ということでそういう名前の呼び方をするんでしょう。個人的には納得できませんね(笑

トリックの由来であるスティーブ・キャバレロに失礼な気が。

360オーリー→ヒッピーまたはスリー

オーリーで360°回るトリックをヒッピーまたはスリーと呼びます。

ヒッピーはまじで由来が分からないんですけど調べてみる10年くらい前から使われているワードでした。ヒッピーっていうとヒッピージャンプしか思い浮かばないんですけどね。

スリーというのは海外のSNSから入ってきたワードで短い文章で書くためにB/S360ならB3(ビースリー)、F/S360ならF3(フロントスリー)と書いたのが由来です。

ほかにも180ならB1、F1と言う感じで書いています。

180 ノーズグラインド→ノーズピック

多くの日本人スケーターが間違っている(?)と言っても過言ではないトリック名の代表として「ノーズピック」が挙げられます。

カーブに対して180オーリーをしながらノーズ側のトラックをグラインドさせるカーブトリックを「ノーズピック」と言うことです。

海外では「180 ノーズグラインド」と呼ぶのが正しいとされています。

「されています」とあやふやな書き方をするのは、「斜めに掛かっているからKグラインドじゃね?」とか「(フェイキー又はスイッチ)5/0じゃね?」と言われると反論できないからです(笑

この動画のコメント欄でも同じ議論がされています。

海外ではノーズピックはミニランプでコーピングにノーズ側のトラックを掛けるトリックのことを言います。

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