今回は3000文字チャレンジの企画に沿って記事を書きます。
今回の3000文字チャレンジのお題は「マイノリティ」
マイノリティってまた難しいワードですね。
「少数派」とかって意味ですけど、それこそスケートボードってマイノリティなジャンル。
メインストリームじゃなくてアンダーグラウンドなイメージがありますよね。
「コンテストはあるけど『スポーツ』って括りじゃない!」って言い張っていた(?)スケートボードですが、このたび東京オリンピックの正式種目になってしまいました。
この影響かスケボーってマイノリティじゃなくなってきているんですよね。
まぁスケートパークが増えたとかネットでギアが流通しやすくなったとかもあるんですけど。
僕が始めた2008年くらいのときとは想像できないくらいの知名度のアップ。
一般メディアで見る機会も増えました。
CMでチラホラ見ること増えたよーな。
しかし、まぁスケボーってハマる人はバチっとハマるけど、そうじゃない人は完全にスルーしちゃう感じ。
かっこいいけど、なかなかやってみようってならない
スノーボードみたいにレジャー感覚で出来ないっていうのが入り口の狭さを物語っていますね。
だからスケボーにハマる人ってまぁーモノ好きで変わった人が多い
だからふと思ったんです。
スケボーが流行ろうが流行っていなかろうが、スケボーにハマるタイプの人って今も変わった人が多いんじゃないか?って。
ってことはスケボーにハマる人はマイノリティな人が多いんじゃないかなってところでスケボーあるあるな感じでスケーターってこんな人が多いよって紹介してみます。
まずこれ↓
【時間をアホほど守らない】
言い過ぎかもだけど間違ってはないかな
スケーターって時間を守らない人が多いんですよ。
そもそもルールもなければ指導者もいない、滑りたいときに滑って休憩したいときは休憩する、縛りのないスケートボードで遊んでいるわけですからね。
そんな緩いスタイルが好きで始めた人も多いですから時間を守るって習慣がない
「流れで」「ノリで」みたいな感じが好きなタイプが多い
ローカルスポットにはだいたい同じ時間くらいに集まるけどlineで打ち合わせしてるわけではないですし。
ほんと時間にルーズ
よくいる「あいつは時間守れないから仕方ない」みたいなタイプがほとんど
スケートツアーを計画して「〇時に集合ね」って言って半分くらいは集合時間に起きるとかマイペースにコンビニで一服してるとか。
待ってる側も「まぁスケーターだから守れないよね(笑」みたいな。予想してた、みたいな。
むしろ遅刻やん!って急いで行ったら1番乗りとかね。
つぎ
ちょっとしたマイナスイメージが想像できない
スケボーって危ないんですよ。見てもわからないかも知れないけど
ブレーキ付いてないですからね。
スケボーにハマる人ってこんな危ない乗り物を「面白そう!」って思っちゃうんですよ。コケちゃうイメージがまったく出てこないんですよ。
「初めてスケボーに乗ったときに大ゴケしてからやってない」っていうエピソードをよく聞きます。まさに初心者殺し(笑
スリルを求めたい人にとってはぴったりなモノみたいで頭のねじが少し緩んでいる人がハマって、ぽんぽんネジが飛んでいって階段からこれで飛び降りたり手すりとかの上を滑ったりとか、大けがしそうな大技に挑戦しちゃうんですよね。
なんでか分かんないけど「絶対成功する!」ってイメージしか出てこないんだなーこれが
コケても、スネ打っても、肘から血が出ても「いってぇ~(笑」って感じでだいたい(笑)が付いちゃう
ただのドM
そんなマイナスイメージをぶっ壊さなきゃスケボーには乗れません
金城一紀さんの「フライ、ダディ、フライ」って小説で
「恐怖の向こう側にあるものをみたくねえのかよ」
ってセリフがあってめちゃくちゃ好きなんですよね。
まさにスケボーにぴったり
次はね
【承認欲求の塊】
なんだかんだ見て欲しいんですよね。
でもそれを表に出すのはちょっとダサいって風潮。
「ゆーてそんな凄くない。。。」って言われるのが怖いんですよ。
「いや、全然周りの目気にしてませんけど?」みたいな感じでサラッとトリック決めれたときにはもう心のなかがドンドコフィーバーで顔がニヤケないの我慢するの必死なんですよ。
でもさー
「よっしゃ!」とか言えよバカやろーって感じ
プロには程遠いのはわかってるけど憧れのトリックを成功させた日にはもうやばい。
アドレナリン出まくってさ
見てー!って感じ
そんでめっちゃ頑張って練習したトリックに初めて乗れた瞬間を誰も見てなかったときの絶望感半端ない。
やっぱちょっと拍手されたり、口笛吹かれたりしたら嬉しいよね。
SNSとかに動画アップするのもそうじゃん。「いいね」欲しいよね。
自撮りでも人に頼んで撮ってもらってもいいからどんどんアップせぇって感じ
みんなでその場を盛り上げたら「今日は楽しかったなぁ」ってホクホクの笑顔で帰れるじゃん
【遊びに本気になれる】
趣味は息抜きやライフスタイルを形成する1つです。
スケートボードにハマる人は趣味という括りでは収まらない「何か」に取りつかれていると思っています。
「何か」というと言い表せませんが「遊び要素の強さ」って言えばいいのかなー
スケボーはスケボーなんですけどね。
スポーツとは違って競うより「遊ぶ」感覚に近い
そんなスケボーで楽しむために毎晩毎晩スポットに足を運んで遊ぶ
休日の大半をスケボーに乗って一緒に過ごす。
本気で遊んで、本気で気持ちを表に出しながらスケボーに乗る。
出来ない自分にイライラしたり、仲間の挑戦を称える
そんなスケボーに夢中になれる遊び心のある人が多いみたい
【プライドが低い】
年功序列制度があまり取り入れていないスケートボードは意外と腰の低い人が多いです。
チャラチャラしているイメージがありますが、あまりそういう人は続かない印象。
競うことが少ないと書きましたがある意味「実力主義」のようなところもあります。上手い人が偉いというと語弊がありますがローカルでうまい人はそこのスポットでは何歳でもヒーローになるしいくら年上だからって威張ってても滑りがダメなら「カタチだけかよ(笑」です。
みんなへのリスペクトが大事です。
それにスキルやスタイル、トリックはお金じゃ買えませんからね。
ギアもそんなに高いこともないのでいい道具を持っているからチヤホヤされることもありません。
プライドが低いというか、スケボーをやっているウチにプライドがバッキバキに破壊されちゃうんですよね。
自分より10歳くらい年下の子が軽々ハンドレールやステアでトリックを決めるのを見たら「マジかよ。。。」ってなっちゃいますよね。
一生懸命にトリックを練習している横で同じトリックをサラッと決められると「クッソぉぉぉぉ(涙」ってなったことが何度あるか。
上手い人はたくさんいるんです。
根性論じゃないけどそういう道を通って初心者から上手い人になるんですよね。
スポットに行ったときに先に初心者君たちが滑っていて、ローカルである僕を見てサーっと帰ってしまったこともあります。話しかけるスキもなく。。。
そういうのってやめてほしいんだけど怖いよね。
上手い人と滑るから上手くなると思っていますけど、最初はイヤだよね。
まずは、「いつもココで滑っているんですか?」って話しかけるところから始めようね。
【結論:スケーターは見せたがりぃの怖いもの知らずだけど、なんか腰が低い人が多い】
ってことですね。
よし、滑りにいこ!