ビッグブランド参入について

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こんにちはKenbooです。

近年、大手シューズメーカーのスケート業界への参入が目立ちます。

  • New BalanceはPJ Laddを筆頭に#(ヌメリック)というスケートラインを発売。チームも豊富
  • コンバースはCONSというスケートラインを出しています(大人の事情であまり日本に入っていませんが)
  • Pumaは元々あったPumaスウェードをスケート用に改良したモデルを発売

スケシューは消費が激しいため売上で見れば結構な額になるのでしょうか?かなり大手がキテます。(もしかしたら一瞬で消えたK-SWISSも復活するかも…)

スケーターが作ったシューズブランドとの違い

この違いはもちろん資金が半端なくあること。そして、大手シューズメーカーならではの大量生産のノウハウがあるため、価格と性能を比べると当然大手の方がやや勝ち気味ですよね。

そして資金があるため、若くて上手いキッズがいればアマライダー並みの給料で囲い込むことが出来ます。そうすることで、他のブランドへ行かないようにするのです。

経営悪化に伴って減給になってしまったベテランライダーもお金で獲得することもあります。例えば、ChocolateとLakai所属のマーク・ジョンソンはLakaiの経営難によって賃金のカットが決まったことになりAdidasへマイク・キャロルに無断で移籍したというニュースがありました。adidasの最新ビデオ「Away Days」のラストの方で彼が出ていますが、これはまだLakaiに在籍していたころなんですね。

デーウォン・ソンもadidasに同時期に移籍していますが、稼ぎ頭のトーリー・パドウィルが抜けたことによる経営悪化によってDVSを離れたのではないかと思います(あくまで推測)

ライダーはブランドに所属している限り会社員と同じです。若い時はお金より、スケートのことだけ考えていれば良いですが、結婚、出産、子育てなど家庭を持つようになれば当然お金が必要になります。そこに会社の経営が悪化したとなれば転職(他ブランドへの移籍)は考えたりしますよね。

大手シューズメーカーの横暴

あまり、表に出ない話ですが大手シューズメーカーはスケートラインを作ったからには当然売上を気にします。それって企業にとっては当たり前なんだけど、経営方針についていい噂は聞かない。

例えばこちらのページ

コンバースからCONSというスケートラインが出るときの最初のライダー アンソニー・パパラードっていうライダーのインタビューなんだけど、長いから省略するとCONSの発足に協力した一人にも関わらず、途中で嘘の契約書を書かされ、プロモデルを発売してるのに給料が払われなかったという内容。まじでクソだよね。有名な企業として恥ずかしくないのかな?

こちらのページでは上記に書いたマーク・ジョンソンのAdidas移籍について書いてあります。

そういう大企業シューズメーカーで働いてる奴が言ってたんだけど、そこでは5年計画のミーティングがあって、誰を蹴落とすかっていうのを詰めていくらしいよ。”戦略”として。「このライバル会社を追い出すにはどうしたらいいか」ってね。

スケート業界を食い物にするつもりかな?

荒らすだけ荒らして売り上げが下がったら撤退、ライダーは全員クビって感じだよね。

NIKEは特にスノーボードから撤退した経緯があるから、やりかねないことだけど。

まとめ

この記事を読んで不買運動をしようって言ってるわけじゃない、自分も現にAdidasやNikeの靴でスケートしてレビューまで書いてる。靴は買ってなくても君もNikeやAdidasのソックスやジャージを持っていないかい?

ここに書いた内容は経営の話だから、所属しているライダーに直接は関係ないこと。彼らはスポンサーのためにスケートをするだけだから。

ブランドについての裏話でした。

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