おすすめの映画は?と聞かれたらブルーバレンタイン

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読書、音楽、映画、スポーツ

「趣味はなんですか?」と聞かれると無難にこの辺をとっさに言っちゃいますよね。

「本当に好きな趣味はあるけどマイナージャンル」

「変にツッコまれても説明がめんどい」

なーんて感じで曖昧に質問を交わしたり。

しかし「映画」に関しては、「最近何の映画観た?」「おすすめの映画は?」と深堀りされてしまいます。

この「おすすめの映画」と言うのがかなり、かなりやっかい。

流行の映画を言えば「あーCMでやってるよねー」と流されミーハー扱い

渾身のおすすめを言ってあげると「なにそれわかんなーい」と弾かれ

スティーブン・セガール作品を言うと「だれそれ?」

クソが!俺はあのスピード感を出すためにカット割りしまくって結局なにやっているかわからないあの格闘戦が好きなのに!

合気道の有段者だぞ!

話が反れましたね

そもそも、どんな理由でおすすめか、というところから説明しないとお互いモヤモヤしてしまいます。

アクションが凄い

CGが綺麗

ストーリーが凝っている

オチがすげぇ

クセが強い

映画の感想を一言で表すならこの辺りの言葉が出てきます。

今回は「観終わったあとの顔が見てみたい作品」というちょっと意地の悪い定義でオススメしたい映画です。

ということで「おすすめの映画は?」という質問に長年苦しめられていたケンボーですが、ついに!ついに!これは薦めることが出来る!という作品を書きます。

その名は「ブルーバレンタイン」という作品です。

え?聞いたことない? だったら観てね。

※ここからはネタばれを含んだ記事になります。というか中身を書きまくります。

とある夫婦について描いたラブストーリーな洋画です。

後半は全然ラブじゃないんですけど。。。

旦那であるディーン演じる俳優さんはライアン・ゴズリング。
「ララランド」とかでめちゃくちゃ有名な俳優さんですね。個人的には「眼」や「背中」で語るような演技が好きです。

ちなみにライアン・レイノルズはデッドプールの中の人。絶対デッドプール2で名探偵ピカチュウのネタで弄られそう。

奥さん役にミシェル・ウィリアムズ。名優ヒースレジャースの元妻です。綺麗ですね。それしか言えません。

とある男女が出会い、子供が産まれ、幸せに暮らし、離婚する話です。

まさかの出オチさせてしまいました。でもストーリーを軽く説明するとこんな感じ。

映画のポスターやDVDのパッケージを見ると若いカップルがめちゃめちゃオシャンに恋愛してくんずほずれつする映画かと思いきや、後半への急降下がハンパない映画なのです。

このブルーバレンタインという映画はとあるカップルが出会い結婚するまでと、子供が生まれて7年後に2人の間にちょっとずつ亀裂が生じていくところの2パートが交互に流れるという変わった演出の映画です。

最初はちょっと混乱するかもしれませんが2人の役作りはまじでヤバイです。

あんなにイケメンなライアン・ゴズリングが7年後にはデブでハゲて哀愁の漂うオッサンになっているというビフォーアフターがすげえ。

まったく作品を知らない状態で「あ、何かオシャレな映画やな」という感じで観てしまい「なんて映画を探し出してしまったんや。。。」と燃え尽きたことを覚えています。

ぶっちゃけ、この映画を観た感想は「結婚したくねぇ」っていう安直なやつ

新婚ラブラブな夫婦に今だけだよってボソッとつぶやくベテラン夫婦の気持ちが分かった気がします。

ロマンチックな出会いと冷め切った夫婦の様子が交互に流れるところにあー!って心がエグられます。

SNSかネット記事かテレビか、何だったか忘れましたが「男は女に変わらないことを願って結婚する。女は男に変わって欲しいと願って結婚する」みたいな言葉を聞いたことがあります。

「自由な時間が無くなる」と呟く既婚男性をたくさん見てきました。こういう発言が女性から見ると「変わっていない」、「もっと大人になれや」と思ってしまうポイントなんでしょうか。

まぁぶっちゃけ自分は結婚したこともなけりゃ、彼女すらまともにいないのでとやかく言える立場ではありませんが、もし結婚したらこうやって呟く側になるんだろうなって不安になってしまいます。

マジで夫婦やカップルで観る映画ではないな、と。

多くのレビュー記事を見るとこの映画は男女で意見が分かれてしまうようです。

ついつい登場人物を自身に当てはめてしまうので当たり前ですが、男性はディーンに、女性はシンディに賛同してしまいます。僕もディーン派というか、なんでシンディはディーンをあんなに突き放してしまうのかと悲しくなってしまいます。

それに、男女それぞれ意見のポイントと言うか着眼点が違うためにこの映画の感想を男女で話合うと絶対に議論にすらならないのではないかと思うのです。

ミシェル・ウィリアム演じるシンディとライアン・ゴズリング演じるディーンは、介護施設で運命的な出会いをします。

「綺麗な女は悪女だ」とディーンは言いますが、まさしくシンディはその悪女ではないかなと思います。

彼女は支配的な父親の環境の元で育ち、男親の愛を感じることなく暮らしてきました。寂しいという思いから男性との交際を重ねまくります。祖父母に「愛とはどういうものなのか」と真剣な顔で相談する辺り、経験人数と比べてもまったくわかっていない様子です。

ディーンと出会うことで愛を少しずつ知っていく、ように見えます。

さらにシンディの悪女たる所以は「相手に言わせたがる」というポイントではないでしょうか。相手に決定権をゆだねるということですね。プライドをくすぐるのが上手いというか。

妊娠が分かったとき

中絶を取りやめ悩んでいるとき

才能を活かしてもう少しまともな仕事について欲しいと相談するとき

自分からではなく「察して欲しい」というオーラをプンプンに漂わせてディーンに考えさせます。

もちろん女性の「察して欲しい問題」は特に珍しいものではない、と思いますがやはり2人にスポットが当たっている限りは目立ってしまいます。

女性目線としては「そこは男のお前がバシッとするべき!」ってなるもんなのかも知れませんが。。。

ディーンが不器用ながらもシンディへ歩み寄ろうとしているにも関わらず、何が理由かさえ教えずに「もう無理、耐えられない」とひたすら拒否するシンディ。

そりゃ男目線からするとそれはあんまりやで。。。ってなっちゃいます。

ディーンは仕事こそあまりパッとしませんが家族を愛し、自分が引っ張っていかなければと日々闘っています。彼なりの目線で夫婦仲を良くしようと行為に誘います。

シンディは「その前にもっと真面目に働けや」と子供の前でタバコを吸いまくり汚い言葉をところ構わず吐きまくるディーンに愛想を尽かしています。昔はイケメンでカッコよかったのにね。。。という心の声が聞こえてくるような。

もうぶっちゃけ、7年後パートの冒頭のシーンからシンディは同じ病院のアノお医者様に心が移ってしたのかも知れません。

妙に親近感のある生活シーンから、「身に覚えがある。。。」と感じる男性陣も多いのではないでしょうか。

ロマンチックでもあり等身大でもある2人のやり取りを見ると、絶対に他人事では済むはずの無いシーンの数々から悪い意味で引き込まれていく作品かなと思います。

ぜひ、この作品を観た人から感想を聞いてみたいなーと思ってしまいます。

恐らく同じように心が抉られてた顔になる。

最近結婚の報告が身の回りで多いので、ぜひお祝いにあげたいものです。

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