新しいビデオなのに画質が粗いのはなぜ?

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こんにちはケンボーです。

今回のタイトルについてですがこんな感じで思った方いないでしょうか?

スケートブランドのyoutubeチャンネルから新しく動画が出たけど、なんか画質が粗い。

新発売のDVDを買ったのに画が古い。でも次のシーンは画がキレイ…とか

でも、古い映像をもう一度アップしている感じではない。

ではどうゆうことか?

答えは簡単。使ってるビデオカメラがめちゃ古いから

スケーターを愛し、スケーターに愛されたビデオカメラ!

Sonyが20年以上も前に発売した業務用ビデオカメラ「VX1000」

当時最上位の機能が付いていたと言われるこのカメラ

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スケートビデオや雑誌で見たことはありませんか?

90年代のビデオカメラなんで記録媒体はDVテープと呼ばれるカセットテープなんですね。

このビデオカメラに「ウルトラフィッシュアイレンズ(通称デスレンズ)」という近くから撮ってもかなりの広範囲に映る(簡単に言えばね)魚眼レンズを取り付けた天才が現れたことにより、当時のスケートビデオの考え方を変えてしまいました。

魚眼レンズは中央に映るものはより近く、外側に映るものはより遠くに映るレンズになっています。

この魚眼レンズとVXの愛称というのは最高で、カメラに付いているハンドル部を持ってスケーターと並走してトリックを撮ることが主流になりました。

ハンドル部を持って下から上を見上げるように移せば、めちゃくちゃ迫力のある映像になります。

hqdefault

上の写真のようにスケートビデオを見るとき画面の4つ角が黒くなっていることがあると思います。

これがVXでフィッシュアイを付けている状態です。

フィッシュアイを取り付ける際はアタッチメントが必要で、そのせいでレンズの内側が少し映っちゃうんですね。

スケーターの体全身が映っていますがカメラ自体はかなり近くから撮っています。

自分もVXで撮ってもらったことがあるんですが、かなり近くから撮られてやりにくかった覚えがあります。

スケーターに今もなお愛される理由

画面比率がスケボーの動きにあっている

画面比率が横4:縦3というところがスケーターに受けていました。

スケボーは上下運動なので映像で見た時に縦と横の比率があまり変わらないほうが良いのです。

スケートを撮るカメラとしては軽い

1,6kgというハンディとしては重いですが、業務用としては軽いという謎

長時間の撮影にも腕が耐えられます(多分

単純にVXで撮ったビデオが多いから(笑

今まで多くのスケートビデオがVXで撮影されてきました。

有名スケートブランドのビデオからローカルビデオまでたくさん。

「スケートビデオとはこういうもの!」というイメージを刷り込まれた時に観た作品がVXで撮ったものばかりなんですね。

そのため、スケートビデオはVXで撮ったやつじゃなきゃヤダヤダという頑固者が今もなお多いわけです。

デッキブランドのBakerやDethWishはまだVXで撮っていますね。

これから映像を撮ってみたい方へ

まずVXはSonyからサポート対象外になったため、買わない方がいいかと。

骨董品レベルなので状態のイイやつを見つけるのに苦労しますし、知り合いから動くヤツをもらえるならラッキーと言うくらいですね。

テープは編集がめんどうだし、壊れちゃったら自分で修理するレベルで考えないとだめです。

カメラの選び方

自分はプロでも何でもないのですが、

  1. レンズが着脱可能
  2. 背面の液晶モニターの角度が変えられる(バリアングル機能)

の2点が重要ですかね。

1.レンズ着脱可能は、魚眼レンズが取り付けられることが前提でカメラを選ぶべきだからです

広角レンズでもいいですが、魚眼の方がいわゆるスケートビデオっぽい雰囲気になります。

ズームレンズに付け替えれば引きの映像も撮れますし。

2.追い撮りをするときは結構被写体がカメラに写っているか気になるところです。

特にスケボーの追い撮りはカメラをあまり見ないで撮影するので液晶モニターの角度が変えられるカメラなら撮影しやすいと思います。

ビデオカメラか映像も撮れるデジタルカメラ、どちらでも構いませんが写真も撮りたいなら後者で選びましょう。

カメラが本当にスケボーの撮影に合っているか調べる方法

例えば中古ショップなどで上記の条件に合って自身のお財布事情にも合うカメラを見つけた場合、たまたまカメラをもらえる機会があったとき、それがスケボーの撮影に合っているのか気になるところですよね。

カメラにも「早い動きに強い」「手ぶれに強い」「夜でも綺麗に映る」とか色々特徴がありますよね。スケボーなら全部必要(笑

そんなときは動画サイトで「カメラの名前 skate」と検索しましょう。

結構テスト撮影として記録に残している方が多いです。

レンズとか設定なども記載してあることがあるので買ったあとにも役に立ちます。

頑張ってフィルマー(ビデオを撮影するひと)になろう!

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