ここ数年年末になると良く聞く「Black Friday」(ブラックフライデー)「Cyber Monday」(サイバーマンデー)
なんとなくは聞いたことのある言葉で、いわゆるセールと何が違うのか?と思っている方は多いですよね。今回はこちらを取り上げてみます。
Black Fridayとは
Black Fridayの歴史は浅く、40年ほど前にアメリカで出てきた言葉で、年末セールで人がごった返している様をみて「真っ黒な金曜日だ!」と叫んだことから定着した名前です。年末商戦で小売りなどが黒字になるという意味も含まれます。
日にちで言えばキリストの感謝祭(11月の第四木曜)の次の日、つまり11月の第4金曜日からはじまります。ここからちょうどクリスマスや年末商戦と重なり、小売り業界で大幅な値下げや売れ残り一掃セールなどがスタートします。
この金曜日だけでなく、年越しまでアメリカ本土では大々的なセールが続くと言うのが日本のセールとは違うところです。
日本では外資系を始め、小売りグループなどで少しずつBlack Fridayセールを取り入れられています。2017年は11月24日から年末までブラックフライデーになっていますが、日本ではどれくらいまでやっているのか見ものですね。
ちなみに本場のブラックフライデーの商品争奪戦はこんな感じ
ホントにただのカオス。日本だとちゃんと開店までは綺麗に並んでいる場合が多いですが。
Cyber Monday(サイバーマンデー)
ブラックフライデーはあくまで店舗でのセールの話。サイバーマンデーはブラックフライデーが始まった次の月曜日からのインターネット上の各オンラインショップのセール開始を意味します。
ブラックフライデーでは実店舗で行列に並び、激しい争奪戦を繰り広げるという苦労があり(日本でもそうですよね)オンラインショップではクリック一つで欲しい商品が買えるということで、最近はネットの方が売上が上がっているとか。
また、クリスマスの駆け込み需要で12月の第2月曜から売り上げが上がるということで「グリーンマンデー」と呼ぶこともあるとか(もはやなんでもあり)
まとめ
色々書きましたが、結局これらのイベントは要するに「年末大セール」と変わりません(笑
が、結構な割引やサービスをする店舗が今年は多そうなのでチェックしといてソンはなさそうですよ!
これから小売り業もサービスのマンネリ化を防ぐためにこれらの文化を日本国内でもどんどん取り入れていくことになると思います。
良い恩恵を受けられることを願っています。