こんにちはケンボーです。
スケボーを始めたばかりの人って「街で滑っている動画を見るけど道路で滑っていいのかな?」って思ったことあるのではないでしょうか。
広瀬すず主演の「anone」で主人公がスケボーで滑っているシーンがありますけど、それって本当にいいの?って思ったり。
今回はその辺にスポットを当てて書いてみようと思います。
法律的にはかなりグレーゾーン
道路交通法76条4項3号は『交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること』を禁止しています。
この交通の頻繁な道路というのがネックなんですね。
この文面だけ見れば人や車が通らない道路ならばオッケーということですけど、そんな道路って相当田舎の道路とかじゃないとダメですよね。
それにお巡りさんやスケボーをしない一般人は「交通量がひんぱんではないから大丈夫」と言って「じゃあ問題ないね」と見過ごすのでしょうか。見過ごさないでしょう
一般人から見れば、道路をスケボーで滑っているという時点で危ないですよね。
そりゃ注意されますわ。
スケボーではなく、道路でキャッチボールやサッカーをしていると考えるとどうでしょうか?たとえ車の往来がなくても「危ない」「こいつら大丈夫かよ」と感じると思います。
基本的に道路で滑るのは辞めておいたほうが良いでしょう。
最初に話した法律云々の話をしたところで穏便に解決するわけないのです。
スポットやパークへの移動時にプッシュをすることもあるでしょうが、お巡りさんやおっちゃんに注意されたら「すいません」とすぐ降りて歩くようにしましょう。
騒音に関して
騒音に関してはスケートボードをする上で切っても切れない問題となります。
これまで騒音による苦情で無くなったスポットやスケートパークは多くあります。
スケーターにとってはスケボーの音ってめっちゃ気持ちいいんですけど、一般人にとっては「ただの騒音」にしかなりません。
ちなみにスケボーの騒音を法律に当てはめると、環境基本法の騒音に関する基準が比較対象となります。
環境基本法では騒音は55db(デシベル)以上が騒音という風に決めています。(参考資料)
ちなみに60dbで普通の会話レベルの大きさなので(測定距離にもよりますが)かなり、厳しめに設定されていることがわかります。
スケボーはプッシュしてるだけでも騒音になりそうですね。
気を付けましょ
まとめ
「スケボーって自由だからどこで滑るのも自由だろ!」
その気持ち十分に理解できます。
確かに自由に滑るのはスケボーの醍醐味です。
しかし、世の中のルールに反して遊ぶ限りは、批判の対象になるのは間違いありません。
行動には責任が伴います。
外でスケボーをする際は
- 周りの状況を良く見て滑る
- 注意されたらすぐ止める(退散する)
- いつも滑るスポットでも注意される場合がある
- スケボーは騒音の対象になる
ということを踏まえてスケートボードを楽しみましょう。