ざっくりレビュー映画「ブラックパンサー」

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今回はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)より新たに公開になったブラックパンサーの映画レビューを行います。

「アベンジャーズ・シビルウォー」で突如出てきてこの黒タイツは誰?と思った人もいるでしょうね。僕のその一人です。今作をみることでインフィニティウォーを見る準備もできるのでぜひ観てください。

ざっくりあらすじ

アベンジャーズ/シビルウォーでワカンダ王国ティチャイが死亡し、息子のティチャラが王位を継承するところから物語は始まります。

超ざっくりいうと、親父と叔父さん(弟)のイザコザに巻き込まれて因縁を持ったHIPHOPな従弟が故郷ワカンダに戻ってきてハチャメチャされて困る王子の物語です(笑

ざっくりレビュー

主人公が薄く感じるほどの周りのキャラの癖が強い

ティチャラ(ブラックパンサー)は王位を継承したばかりで、国の方向性、王としてどうあるべきかを悩み続けます。そんなティチャラをサポートしてくれる周りの人間のクセがまぁ強い。

今までのマーベル映画では主人公の周りの人間というはそんなに前に前に出てくるキャラはいなかったのですが、ブラックパンサーではどのキャラクターも前に出過ぎ(笑

特にティチャラの妹と側近のオコエは「ったく、王子ったら….」というやれやれ系ポジションでティチャラをサポートしてくれます。そしてめちゃくちゃ頭が切れるし強い。

ティチャラもっと頑張れ!

5つの異なる部族が集まってできたワカンダ。

アフリカ文明を前面にリスペクトした作り込みで儀式、伝統、民族間による文化の違いなどアフリカ文化をこれでもかと取り入れた今作はMCU作品でも異質なのは見たらすぐわかると思います。

そもそも、ヒーローを先祖代々受け継いでいるという設定自体があまりない。(アントマンくらいかな?)

キレイな民族衣装とハイテク技術がなぜかミスマッチしない映像美になっています。

主役を更に食うヴィラン役マイケル・B・ジョーダン

今作で1番評価が高かったのはブラック・パンサーのヴィラン(作品の中での悪役の総称)マイケル・B・ジョーダンだと言われています。

I’ve waited my entire life for this.. #blackpanther

Michael B. Jordanさん(@michaelbjordan)がシェアした投稿 –

めっちゃカッコいい!!

「Yo!血ィ繋がってんだからその権利は俺にもあるぜ?!」と遺産相続を嗅ぎ付けて来た全然知らない遠い親戚並みのポジションでティチャラに噛みついていきます。(実際は従弟)

しかし、ただの悪役ではないのが彼がヤバイところ。

めちゃくちゃ頭のキレる悪役で彼は彼なりの思想を持ち、ワカンダの技術(武力)で世界の貧困を救うべきだとブラック・パンサーに挑みます。

彼の登場によって今後のワカンダの方向性を決めることになるので、しっかり「アベンジャーズ/インフィニティウォー」への繋がりを作ってくれる大事な役だと言えます。

まとめ

他の作品を見なくても十分楽しめる

スパイダーマン・ホームカミングはある程度他の作品との繋がりがあったんですけど、ブラック・パンサーは単体で十分楽しめる作品になっているんでマーベル映画初心者の人にもおすすめです。

マーベル映画はスタッフロールの後も映像が出てくるのでお見逃しなく!

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