どうもケンボーです。
今回はスケーターと同じくらい街に嫌われている「暴走族」にスポットを当てた話。
僕が住んでいる地域は田舎なので暴走族がいます。
といっても2~3台でブォンブォンやっているだけなので「族」ではないのかなーとも思いますがたまに見ますね。
暴走族を見て思うことなんですけどずーっとこのスタイルなんですよね。
リーゼントはほぼ見なくなりましたが。。。
つまり進化していないというか、時代が止まっているというか。
ほかのアングラカルチャーでいうとダンスや僕のやっているスケートボードはファッションも込みで新しいスタイルが日々生まれています。
派生したジャンルが出てくるってこと。
暴走族で言えば海外のエクストリーム系のアクロバット走行をするスタイルが出てもいいんじゃないかなーと思ったりするんですけど、いないですよね。
こんな感じの↓
なぜ暴走族はエクストリーム系に派生しないのか
今回はその疑問について僕なりの考えを書いていこうと思います。
目次
アクロバット先輩がいない
アングラカルチャーは良くも悪くも先輩の背中を見て育つ傾向が強
先輩がスキルを伝授、または盗んで後輩や下の人間が育ちます。なので地域によってローカル色や独自の文化が強いのも納得です。
スケボーに関してもそのローカルスポットの環境や先輩の滑りに影
暴走族も小さなコミュニティのため手本になるのは先輩です
そもそもアクロバット走行をする先輩がいないため、下の人間もマネをしようという考えになりません。
そのためか何年たっても3段シートに絞りハンドルでアクセル吹かしてぼんぼん
伝統を重んじると言えばそれまでですが変わり者が出てこないですね
安全に危ない運転をしたい
怪我をするかもしれないという恐怖感からやらないってことです。
スケーターもヤンキーという意見もありますが、ヤンキーからスケーターになる人って意外と少ないんですね。
ということからヤンキーは意外とヘタレというか度胸がないことがわかります。
それに暴走族って漫画で見るほど意外と信号無視とかしないですよね。
ちょっとジグザグに走って直線で翔ばしてアクセル吹かすだけ
だから安全に危ない運転をしたいだけなんですね
スタント走行をするほど度胸はないのです
練習が嫌い
ヤンキーは学校の授業や部活動など繰り返しの勉強や努力から逃げることでヤンキーになります。
つまりヤンキーは忍耐力がありません。
先の見えない地味な練習やひたすら繰り返しの反復練習に耐えられ
アクロバット走行に向いていないバイクを好む
彼らが好む単車は旧車と呼ばれるカテゴリーのネイキッドタイプのバイクです
古い型のバイクですね。
アクセルミュージック(コール音)を好むこともありこれらのバイクを選ぶ理由としては速さや排気音の良さを求めます。
反対にエクストリーム系のスタント走行に向いているのはスポーツタイプやオフロードタイプのバイクです。
もちろん旧車でも出来るのでしょうけど、あまりそういう方向にならないのでしょう。
そもそもエクストリーム系のスタント走行をするという考えが出てこないのです。
金が無い
暴走族の年齢層としては16歳から20歳くらいを中心としています。
自動二輪の免許が16歳から取得できるから高校生くらいで暴走族になる人が多いのです。
未成年で単車を買うって、バイトしててもかなりきついですよね。普通に走っていてもガス代、メンテ代、タイヤ代などなどコストが掛かります。
スタント系の練習をするには、車体を保護するガードパーツなどの練習用パーツが必要になるし、練習を重ねることでその都度修理もいりますよね。
やっぱり金が無いから出来ないものなのでしょうか。
その割には族車の改造もお金かかってて凄いですよね。
日本独自の文化であるため海外の情報収集をしない
「暴走族」というジャンルが日本発祥であるため、海外の情報収集はしません。
youtubeで調べるのもせいぜい「単車 コール音」くらいでしょう。
そもそも「stunt(スタント)」とか「weelie(ウィリー)」とか英単語をわざわざ調べて検索しようとも思わないでしょう。
まとめ:そういう思考にそもそもならない
ここまで暴走族はなせエクストリーム系に派生しないのか、を考えてみました。
- アクロバット先輩がいない
- 安全に危ない運転をしたい
- 練習が嫌い
- アクロバット走行に向かないバイクを好む
- 日本独自の文化であるがゆえに海外の情報を調べない
以上5点ですね。
色々考えましたが、「そもそもそういう思考にならない」という本末転倒なまとめになりました。
ぜひ現役の方や元族だった方の意見が欲しいですね。
それでは今回はここまでです。