ついに前々から考えていた禁煙、タバコを絶つときが来ました。
なかなかタイミングが来なくて、ニコチンを脱することが出来ませんでしたが「離煙パイプ」というアイテムを使って脱ニコチン、脱タバコを継続中です。
今回は「離煙パイプを使って禁煙をしてみた」です。
離煙パイプとはタバコに装着して吸うだけで禁煙出来るというグッズです。
1日目から31日目まであるパイプを使って毎日3%ずつカットしていき接種量をどんどん減らしていきます。
ニコチンガムやパッチなどは少量のニコチンを接種することでタバコの吸いたい欲が我慢
できるというやり方なので少し違います。
タバコは吸うけど毎日摂取するニコチンやタール量が少しずつ下がるので禁断症状に悩ま
されることなく無理ないやり方でタバコを止めることができるという商品です。
パイプにタバコを差し込むとこんな感じ
長いですね。
フィルターに開けられているぽつぽつした穴の点線くらいまで差し込めるようになってい
ます。
タバコメーカーの見解だとこの点線より奥まで咥えないようにしてほしいらしいですが、たいていの人は守れていないですよね。
ここで私のタバコ歴を書いておきます
喫煙歴7年
1日1箱
よく吸う銘柄
キャメル クラフトメンソール(5mg
キャメルメンソール(5mg)
マルボロメンソール(8mg)
離縁パイプ使用時はキャメルクラフトメンソールのみ
1年程前から禁煙に取り組もうとしていたが、三日坊主がほとんど。
最長1か月ほど我慢できた経験あり。
当時住んでいた社員寮にタスポがぶら下がっているたばこの自販機が設置されているため
禁煙グッズを使わない禁煙はかなり難易度が高かった、気がしています。
職場では禁煙時間は設けられているものの、それ以外の時間は自由に喫煙可(喫煙所のみ)
目次
メリット:普段吸っている銘柄のタバコをそのまま使える
何より普段吸っている銘柄のタバコをそのまま使って禁煙に取り組むことができるのがデ
カいですね。
喫煙という日課を辞めることなくニコチンから少しずつ離れられますから。
我慢する禁煙は「今日から禁煙!」と決めても1時間後には「タバコタバコ。。。」って
意識になってしまいイライラするし、ストレスがかかるとすぐ手が伸びてしまいがち。
そりゃ続きませんね。
ガムやパッチなどニコチンの含まれた禁煙グッズはありますが、やはりタバコの吸ってニコチンを取り入れる感覚がないと「コレジャナイ。。」感がすごいんです。
ニコチンの入っていないvapeとかもそうですね。
31日分使いましたが少しずつ接種量が減るので物足りなさはあるものの、ほんとにイライ
ラは感じることがありませんでした。
デメリット①1か月のタバコ代+パイプキットの費用が掛かる
1か月はタバコを吸う必要があるので、1か月分のタバコ代+離縁パイプ31日分の13000円が掛かります。
離煙パイプはバラ売りしていないのでかならず丸々1セット購入となります。
「試しに1週間分を使う」みたいなのが出来ないので金額面が最初はネックになりますね。
単純に1か月で2か月分のタバコ代が掛かることになりますが、覚悟を決めてこれが最後のタバコ代であると腹をくくりましょう。
タバコ代と合わせて約3万円くらいの金額になってしまいますが、禁煙に成功すれば最初
の2か月くらいで充分回収できる金額です。
デメリット②デカい
デザイン的にカラーリングや形は目立つものではありませんが、
パイプそのものが少し大きいので実際差し込んで使うとやや目立ちます。
職場等で喫煙者仲間多い人は、バレずにコソコソ使いたいと思いますが「なにそれ?」と
めちゃくちゃ聞かれます
「禁煙するのに吸ってたら意味ないじゃんwww」ってめっちゃバカにされます(笑。
今に見とけよこのニコチン中毒者共が!と心を鬼にして禁煙に取り組みましょう。(平常心で使い続けましょう)
まぁ説明するのめんどいですよね。
デメリット③掃除する手間はある
基本的に1日1本の使いきりですが、10本近く吸うとやはり中のフィルター部にヤニが結構
付着してしまいます。たくさん付きすぎると、必要以上に吸った感が減少してしまうので
10本くらいを目安にして一度水で洗ったりティッシュとか綿棒で掃除した方がいいと感じ
ました。
一応公式からも清掃を勧めていますがどっちかというと保存するための清掃ですかね。
構造は簡単なので掃除自体は楽です。
朝から使う場合は、夕方くらいには掃除していたような。
使用してみた感想
ここからはなんとなくの使ってみた感想を書いていきます。
1~10日目
フィルターを装着するだけなので普通に無理なく使っていました
どの日も最初の1,2本は物足りなさを少し感じるものの次第に気にならなくなっていくとい
うのが毎日続いていたかなという感じでした。
いわゆる普通の禁煙時に出てくるイライラや強い眠気も無かったですね。
ただ、どうしても長年の癖なのか吸うときに直接タバコのフィルターを咥えてしまいそう
になるのでそこは気を付けていました。
またパイプを忘れないよう常時持ち歩く意識づけは必要でしたね。
寝起き、寝つきの良さを強く感じました。普通に禁煙していた時と同じ感覚ですね。
毎日3%ずつ減るだけでもこんなに体調が変わるのかとびっくりしました。
11~20日
なんとなく物足りなさが上回ってきたような気がしました。
本数はちょっと減った気がしますが劇的ではなかったので、これで本当に禁煙に向かって
いるのか不安になったことも。
とにかくパイプを付けて吸うという意識は忘れずにしていました
寝起き、寝つきの良さは相変わらず感じました。
身体が軽くなっている感じもありました。
21~25日目
スカスカ感が上回ってきました。
でもニコチンが足りねぇ!という強いストレスは感じないのですごいなと思いました。
逆に少量でもニコチンを与え続ければ脳みそは落ち着いちゃうんですね。ニコチン怖すぎ
味覚がちょっとずつ冴えてきている気がしています。
なんとなく食欲が増えていて、お菓子を爆食いしちゃったり。関係あるかな?
28日
いよいよ空気を吸っている感覚が強くなってきた
吸う力が強くなっているのも感じたのでなるべく抑えるように
頭が欲しているのかなんとなく頭痛がちょっとありました。関係ないかも
31日目
これでタバコと終わりかと思いつつ喫煙
本数は特に減らず朝から夜の11時までの間で20本消化
離煙パイプを使って体の依存度はかなり下がったので、たばこに対する意識を変えるため
に「禁煙セラピー」を読んだ。
これは禁煙するぞ!と気合で頑張る禁煙法ではなくタバコに対する意識を変えることで、禁煙を成功させる本としてかなり有名な本ですね。簡単に説明すると喫煙者の言い訳を論破しまくって、たばこは本当は必要ないんだよ、無駄なものなんだよ説いてくれます。
そんなこと読まなくてもわかってるはずなんですが、この本を読んでみると話の構成が上
手いのか面白くサクサクと読めて、読み終わるとタバコが吸いたくなくなります。
禁煙後
禁煙1日目は朝起きたときはちょっと吸いたいかも?と心が揺らぎましたがタバコは買わずに出勤。
とにかく「タバコを我慢する」ではなく、「タバコから解放された!」というイメージを
持ちつつ過ごしていました。
離煙パイプでニコチンの摂取量がかなり少なくなってきていたのもあり、たばこが吸えな
いイライラというのはほとんどありませんでした。一応フリスクを食べながらですが。
なんていうか吸いたいとは感じるけど、その波が小さい?というか。
離脱症状としてよくあげられる眠気や頭痛はなかったですね
この組み合わせはなかなかおススメできるのではないでしょうか。
5/10現在で禁煙2週間経ちました。
無理なく禁煙出来ていますね。このまま続けていけたらと思います。
どうしても「1ミリのタバコなら大丈夫じゃね?」って甘い誘いが来てしまいますが、まあ一生続くんだろうなぁ