スケーター以外がスケートブランドを身に着けることについて

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どうもケンボー(@falloutskatermr)です。

最近やたらスケーターではない人がスケートブランドを着ている問題について、ツイッターやらのSNSで話題になっているところを目にします。

スケートボード界において見かけ倒しの人、つまりカッコだけの人を「Posser(ポーザー)」と言います。ほぼ死語に近い言葉ですが。

※poserはスケートブランドを身につけているスケーターじゃない人のことではなく、知識や格好だけは1人前で滑れない人のことです。

スケーターって仲間意識が強いし、自分達だけ知っているっていうのが好きなのでヨソモノを嫌うというのは、ほぼ習性に近い感じ。

スケーター側の意見としては

  • 知ったかぶりで着るな
  • 君はそのブランドの何を知っているの?
  • スケボーやっていないくせに

みたいな感じですよね。

確かにThrasherのアパレルを始め、スケーターっぽくない人がスケートブランドを身につけているところを見るようになった気がします。

Vansなんて市民権を得てるレベルでみんな履きます。

スケーターかな?と思ったけどスケーターではなかった時のがっかり感ハンパないんですよね。勝手に期待しているコッチにも問題アリですけど。

個人的には最近は「どうでもいい」と思うようになりました。

もうシュプリームのボックスロゴTシャツを着ている人を見ても「あーはいはい」って感じ。

シュプリームドヤ顔ヤンキーに

「お前Cherry観たことある?サポートライダー1人でも言える?」

って問い詰めたら答えられないだろうね。僕は見たことないし、ライダーもあんまり分かんないですけど。

スケボー始めたときは「知らないのに着るなよ!」って感じだったんですけど、今はなんか落ち着いてきたというか。

そんな感じで「スケーター以外の人がスケートブランドを身につけること」について僕の考えを書きます。

Sk8ファッションから入ってスケートボード始める人少ない

スケーターファッションが好きでスケボーも始めてみた、という人は割りと少ない。

スケートボードって乗るだけでも意外と難しい。

スキルを身につけるにはかなりの練習と時間を必要とします。

よく「街中でサーッと滑れるだけでいいから教えて」って頼まれるんですけどそれが1番難しいのよ。。。

練習がイヤにならずに習慣とか生活の一部くらいになるのもかなり続ける必要があります。

スノボーみたいにレジャー感覚で出来ないという点でファッションに興味を持つ→スケボーも始めるのステップまで行かないのが問題なんですよねー。

乗ってみるだけでも楽しいですが、オーリーとかのトリックを始めると難易度がかなり上がっちゃいます。

ファッションで止まってしまうのがどうしようもない。

ストリートブランドを調べるとスケートブランド絶対出てくる

「ストリート系のブランドを着たい」と思った人はどんなブランドがあるか調べますよね。

まず「ストリートブランド」で調べるといろんなまとめサイトが出ますが、絶対にスケートブランドがトップ10入りはしています。

SupremやStuusyを除いてもです。

そりゃ選択肢の一つに入っちゃいますわなーという考え。

というか、スケボー自体がストリートカルチャーだからどのストリートブランドもスケートの要素が入ってしまいます。

もはやストリート系=スケートボードの構図が出来てしまう。

どーやっても服を選ぶときに候補に入ってしまうのです。

「スケボーのブランドかー、なんか良さそう」ってなっちゃいますわな。

だってスケートブランドのデザインってかっこいいもん

スケボーやってなくてもスケートブランドのデザインってカッコいいですもん。

スケボーやってない人にも「その服なんていう名前のブランド?」ってたまに聞かれるんですよね。

スケーターに受けるデザインは一般人にも受けるんです。

「絶対ブランドのこと知らずに着てるよ!」って人をよく見ます。

スケートボードカルチャーやブランドの歴史を重視するのはとても大事ですが、見た目のカッコよさから惹かれちゃうんですよね。

どこでも流通しているから誰でも手に入る

そもそもをよく考えるとこれもあるんですよね。

着る人が増えているってことは流行りもありますが、購入しやすくなったってこと。

スケートショップはどのお店もyahooや楽天でオンラインショップを開いています。

最初に書いたスラッシャーのアパレルやグッズなんて結局、ブランド側(詳しくは雑誌運営ですが)がどこでも流通するように流しているからそういう話になるわけで、そりゃ誰でも着ちゃうよねってこと。

ブランドによっては日本支店を作っているところもありますし、流通するショップをしっかり管理しているところもあります。

DC Shoes、NIKEやAdidasのスケートラインはABCマートとかの量販店で扱われています。

意識しなくても買えちゃうんですよ。

ブランドにお金が入るならイイのかも

最近大人な考えになってきたのか「ブランドにお金が入っているならそれもいいのか。。。」って思うようになりました。

偽物はともかく、誰かが買うことで利益の一部がブランドやサポートライダーへ還元されているなら、それでもありなのかなと思います。

固定客(ファン)を掴むことも大事ですが、新規のお客さんを呼び込むことも大事です。

好きなブランドだって言うクセに商品を買わないスケーターより、スケボーを知らない人がたまたま買う方が結果的には利益になるんですよね、悲しいことに。

シュプリーム所属スケーターのインスタを毎日観るより、限定コラボ品をゲットしたほうがブランドには利益になるんです(笑

こういう話をし始めると、アイドルやアーティストのファンみたいにいくらつぎ込んだから偉い!すごい!みたいな方向になってしまうんで、ほどほどにしておきます。

最後に

色々書きました。

  • 流通経路の拡大によって誰でも購入出来てしまう
  • デザインはやっぱりカッコいいから買うわな
  • ブランドにお金が入るならそれでもいいんじゃない?

という感じで書きました。

まぁ東京オリンピックでスケートボードが正式種目になってしまったので、この話はオリンピックまでは続くでしょうね。

というか、オリンピック以前もペニーが流行った時期もそんな話はあったんで、数年定期で上がる話題なのでしょう。

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